だしフォト

2020.04.20

写真を買うこと

2004_0427自ら外出自粛をして24日目。
家で撮影する仕事がちらほらと連絡もらえるようになって、すごくありがたいと思ってます。いつまでなのか、ではなくこの状態で続けるにはどうするか、毎日考えて行動しています。

はじめてリモートご飯会を開催して、最近のできごとや過ごし方を話しました。
その時に写真を売ったらどうですか?もしあれば買いたいです、と言ってくれました。
正直自分がお金をだして買うにも本当にずっと残しておきたい!という写真しか買わない。
それに日本人は海外に比べて部屋に写真や絵を飾る習慣があまりないと感じています。
でも、ポストカードや自分の写った写真は飾るのに、好きな絵や写真は飾らないのか。アート作品に対し値段や買うという行為のハードルが高いのかもしれないと思いました。
家時間を充実させている今、部屋を毎日どこかしら掃除して整えている自分と同じように、模様替えや断捨離などしている人が多いと思います。
昨日まさに本棚を掃除していたら、飾っていなかった写真家さんのポスターや、自分が以前にプリントした写真などが出てきました。
せっかく綺麗にしたので、どれを飾ろうか今選んでます。
その空間に、気に入った絵や写真を飾るということは、家にスパイスを与えるような気がして、写真の存在意義は前よりも一般的に意識が高くなっているんじゃないかと思い、友人の一言が背中を押してくれたのをきっかけに、写真をネット販売をすることにしました。

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自分の写真に価値をつける、ということで写真家のプリントは比較的値段がはります。もちろん材料費などもありますが、それ以上にその人の感性と技術に値段がつくからです。以前展示をした時は20,000円にしました。
相場としてはだいぶ値段は低いと思ってます。
今この時代で自分だって支援してもらいたいぐらいなのに支援疲れなど出てくる人もいて、販売するにもすごい金額は難しい、、、。
金額は考えるとして、早速フレームは発注しました。
飾り方とかも提案できたらいいなと考えています。

自分の写真がweb上ではたくさん見てもらえる世の中になったので、それはそれでとても嬉しいし、自分も見ることができれとても良い時代になったと思ってます。そんな時代で、そして今この状況で写真は人にとってどんな存在になっていくのだろうか。
効率化にどんんどん進んでいく世界に、無駄なことや余裕というのは新しい発想を生み出す不思議な未知の世界だと思います。
そこに人工知能はまだ対応できないんじゃないかなと。

生活必需品ではないけど、心を豊にしてくれるエンターテイメントやアートは自分を保つのに大切な必需品だと考えます。
まだ販売しますといいながら全然準備は進んでいませんが、
できるようになったらsnsとブログで告知しますので、ぜひご覧いただければと思います。

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