だしフォト

2021.02.11

季節の変わり目は記憶を引っ張り出す

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最近朝はよく晴れています。
まだまだ部屋が明るくなるまでには時間がかかりますが、少しずつ早くなっているように感じます。春が近づいてますね。

こうやって季節が変わる頃いつも、去年の今頃は何をしていただろうと考えます。思い出したところで何かが変わるとかはないし、特に意味もなく記憶の引き出しをあさって引っ張り出して確認をすることで、今をより実感するように思います。当たり前だけど、写真はその引っ張り出すツールです。
snsでも◯年前の投稿、みたいに出てきてこんなことやっていたんだーと再投稿してみたり。文章だけだと正直よくわからないけど、写真を一緒に投稿しているとどこにいて、誰といて何をしていたかが1枚で思い出せる。
デジタルでもフィルムでも写真の役割は全く変わっていないと思う。

さて、去年の今頃何をしていたかというと、伝所鳩墨田店にて豊岡のリガレッセの展示がちょうど最終日とかをむかえ、次の展示に切り替わる頃でした。
カメラロールには浅草の写真があったりして、すでに外国人観光客が激減していた様子がありました。
きっと今の東京でも梅が咲いたりして春のしらせがいろんなところで見受けられるのでしょう。まだまだ冬の山の豊岡に春の風が吹くのはもう少し先になりそうです。

でも今日の写真を見ると、キーンと澄んだ朝の空気というより、少しやわらかいような色になってきていると思いました。
来年の今頃はどちらで過ごしているだろう、そう思うと2拠点生活は毎年過ごす場所がわからなくて予測不可能です。それはそれで面白いと感じるようになりました。

今日も読んでいただきありがとうございました。

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