だしフォト

2021.08.14

いろんな人がいる

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フォトグラファーの仕事は大体の関係性として、仕事を依頼する人、それを受ける人ってゆうのが1番シンプルで多い。
もし、この人苦手だな〜!って思ったら最終手段としては次の仕事依頼あっても断る、ということで直接会わなくても良くなるし、やりとりもやらなくて済む。フリーランスの請負仕事やってる人には共感とはいかずとも、まぁそりゃぁね、ぐらいは思ってくれるかなと。

しかし、お店や会社は違う。

せっかく入社した会社で苦手な上司や取引先の人や同僚、後輩…。
嫌だからもう明日から行きません!なんてできない。自分勝手に取引先を、変えることなんてできない。
お店をもってる人は毎日誰が来るかわかりません。苦手な人が来ても拒めない。だってお店のドアには「welcome」
態度にだって出せない。そんな悪意もっている人なんてめったに居ないからこそ言えない。

でも苦手な人は誰にでもいる。
そしてそれが、地域が狭ければ狭いほどクリアに見えてしまうように思います。会社や学校という組織、そして小さい町や村でも。
自分にとって好きな人は、誰かにとって苦手な人かもしれない。自分は好きでも相手は苦手に思っているかもしれない。その逆も。
気にしない、というのが一番かもしれませんが、それができる人って少ないと私は思っています。

それにしてもほんとに、いろんな人がいる。
伝所鳩を始めてからこのわずかな時間でも感じます。
場所を持ちドアを開けてとどまる仕事と
逆に自分が動いてどこかの場所にいく仕事、
二つの人との関わり方をしていて、考え方と視野の狭さを実感してます。
別に仏を目指しているわけではありませんけど、
でも、苦手だな〜と思って気持ちが落ち込むより、
自分にはない考え方の人だなーって新しい発見のような気持ちになれたら、毎日楽しそうですよね。
なんでも来るもの拒まず、去るもの追わず、大きな山のような広い心をもちたいものです。

この文章で何か解決策を教えます!ってことはないので期待してたらすみません。ただの感想でした。
では、また。

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