だしフォト

2021.08.15

誰にでもwelcome & thank you

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予想外の天気になった今年のお盆。
田舎に人が集まり、少しの間賑わう時期です。
それが今年は国レベルから中止と言われ、それでも国境越えた運動会は開催され、これから行うフェスには批判殺到。
毎日誰もがストレスを感じる時期になってしまいました。
少しでも買い物しやすくするため、暑い時間帯にわざわざ無理して来なくても済むように、特に何をするわけでもなくお盆期間は営業時間を長くしてみました。
ですが、この大荒れの天気と世間の声で延長する必要はなかったという結果になりました。お店を始めて最初の夏で、いろいろ実験的なところはありましたので、よい経験になったと思うようにしています。

そう、すべてが良い経験だと思えたらいいんですけど。
最近ちょっと困ったことで3日ぐらい夜に討論をしています。
大きな議題としては「接客」です。

お店もお客さんもコミュニケーションで繋がる。
そのために会話をして私たちのことを知ってもらうので、どちらかといえばこちらがお話するの割合が多いかもしれません。
でも誰でも同じようには接客できません。いろんな人がいるので。
ほんとにいろんな人がいます。

お客さんの話をたくさん聞くこともあります。いろんな人がいますから。
大体の人は商品を使った感想だったり、うちの店を知った経緯やちょっとした嬉しかったことなど、とても前向きにな話をしてくれます。
わざわざ足を運んで、自分のうれしかった話をしてくれるなんて、喜びのおすそわけをもらったようで、私もうれしくなりました。

でも、前に言ったようにいろんな人がいます。
来るたびに、自分の辛かった話をされる方がいます。
これも店に立つ人の接客という仕事の一つでもあるか、と私は思いましたが、一生懸命聞いていたら完璧なほどに私も「もっていかれました」。
そう、自分まで辛くなってきてしまい、落ち込みました。
ネガティブな気持ちって強いから、負けちゃうんですよね。
なるべくネガティブな話から脱却しようとしましたが、うまくいかず。
その姿を見て、夫は心配してくれてなるべくそのお客さんが来たときには距離を取るようにたくさん方法を考えてくれました。
もちろん、はっきりと言えればいいのですが、クレームや悪意を持ってではなく、買い物のついでに話されるので難しいのです。
むしろ、お店にお金を落としてくれている、「ありがとうございます」です。

「welcome」と書いているわけですから、来るものこばまず、去るもの追わず。
接客って、仕事でもあるけど人との対話なので、気持ちもかなり深く関係してくると思うんです。仕事だから、と言って自分の気持ち押し殺すのは自分たちの店なのにむしろコントロールできてないような気がしました。

気持ちと距離感、見極めないと。うまくいかなくて当たり前。
討論するのも当然。初めてのことばかりですから。
わずかこの4日の営業でたくさんのことを経験できてよかった。
イレギュラーなお盆で鍛えられたような気がします。

悩んでたことが伝わるような長い文章になりましたね。
明日からはもう少し短くまとめます。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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