だしフォト

2019.09.13

プレハブ校舎で過ごした9歳の夏。

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この季節になるといつも思い出す。
9月に入って、2学期が始まったまだ残暑が残るころ。
私が住んでいた横浜市のある小学校。
1〜3年生、5〜6年生は本校舎。
そう、4年生だけが「プレハブ校舎」と呼ばれるはなれにある校舎で1年間勉強をする。プレハブといっても、意外とそこまで古くない。トイレも全然普通であった。しかし、自分と同じ年の人間しか通ってないというのは、どこか特別な気持ちであったのは今でも覚えてる。
のちに大人になって夢にまで出てくる情景の一つは、
小学校4年生で過ごしたプレハブ校舎の廊下だ。
32にもなった今でも思い出せる。
きっと自分の中でも大きなインパクトを与えたのであろう。

そんな小4の夏休み明け。
前のブログでも話したけでも、この時に同じクラスだったか忘れたが、同級生の自由研究の写真に衝撃を受け、写真を撮る人になるのを志した。
だから、小学生がこの時期に多い荷物を持って登校しているのを見ると、かなりの確率でフラッシュバックする。

未だあの写真集というか実験ノートは手元にない。
問い合わせしたことあるけど、同級生は失くしてしまったといっていた。
でもそれでよかったのかもしれない。
目標が見えてしまったらそれまでだったのかも。

よき思いとして、原動力として、見えない形で
これからも自分のお守りでいてくれれば良い。

まるでお盆のように、夏のこの時期にきっと毎年思い出すであろう。

 

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