2017.08.23

ハレの日

2017.05.30

約10年前に知り合い、その後初めて働いたスタジオアシスタントの会社の先輩、そして社カメ時代でも先輩として沢山お世話になり、今現在も良くしてもらってる方のハレの日。
思えば、自分が写真の業界で働き始めてからずっと先輩は背中を見せてくれていた。

今こうやって自分がフォトグラファーとして生きているのは、下積み時代に先輩が沢山助けてくれて、沢山優しくしてくれたからだ。
今回、撮影のお話をもらった時、不安と感謝が入り混じり、変な感覚になったのを覚えてる。

もはや、自分が撮影してしまっていいのかなって思った。
ある意味、発表会のような感じだった。
緊張して不安もぐるぐるだったけど、撮り始めたらそんなものは吹き飛んで、ただただ光が綺麗な空間で2人の幸せをファインダーの中で独り占めできて、1人ニヤニヤしていた。
肩を張らず、日常の延長のように、今日はちょっとだけおめかしをして、みんな休みだから、飲んで、食べて、笑ってしまおう、踊ってもいいんだ、口笛だってふいちゃえ、そんな笑顔たっぷりな式だった。

少しは恩返しできただろうか？
少しでもお手伝いはできたであろうか？
全然返しきれないほどの恩はあるけども。

まだまだ敵わないけど、これからもきっと背中を追い続けていくんだろうと、でもいつか横に並べるような写真を撮って、冨樫やるなぁ〜って笑ってもらえるように、また頑張ろう、

そんなことを思わせてくれる結婚式でした。