2017.08.29
「タイムカプセル写真館」が出来上がるまで
少し長い文章になります。
前回、タイムカプセル写真館について説明しました。
今回はちょっとだけ私の内面的なお話をさせてください。
私の中で文章を書くというのは正直苦手分野です。
でも、写真を見せるために言葉はなくてはいけない表現の方法だと思っています。
なので、ブログを再開したのもその理由の一つです。
訓練というか、何事も慣れだと思い、文章を考えて書くということを日常的にやっていこうと始めました。
さて、イベントをやる上で、どうゆう内容でどのような気持ちで開催するのかを伝えなければ理解してもらえないし、興味をわかない。
しかし、伝えたいことはあるのに言葉がうまく構築できずに、8月頭になってしまいました。
一旦何を撮るか、どんなことをするのかということだけを書いた文章を送りました。
とりあえず、打ち合わせの前の前段階だったので、なので納得してもらえるとも思っていませんでした。
しかし、そんなことよりも根本的な問題でした。
結果、店主の荘司さんからは、とても「マイナス」な印象だと。
そこからプラスの印象にするにはどうすればいいのか。
正直、全くもって思いつかず、日にちがどんどん過ぎていくばかり。
これはもう少し練り直してから日を改めた方がいいかな〜とも思っていました。
写真展のテーマを説明したり、タイトルを作るのが苦手で、いつも苦戦を強いられます。
作品をまとめていく作業の一つのやり方として、写真を構成してからタイトルやテーマを決める人と、
最初から何を撮るかを明確にしてからの撮影を進めていく人と大きく分かれます。
もちろん、その後に見えてくることが出てきて、撮るものが変わったり、
違う言葉にしたりすることもあります。
どちらかといえば、私は前者の写真を見てから出てくる意味とかを考えてタイトルなどを決めていきます。
まずは撮影してみる。
そこから私の作品は構築されてきました。
今回はいつもやらない手順での構成になるため、言葉がとても重要でした。
更にいえば、私が今まで作品にしてきたテーマが、どれも少し寂しさが漂うものばかり。
消えていく儚さや、悲しさ。それでも生活は続く。
そんな内容でやってきたため、余計に頭が回らずに、
ただただ仕事に追われ気がつけば告知予定日2日前。
その日は、撮影はなく仕上がりを作る日、いわゆる作業日でした。
なので、朝からパソコンの前に向かう。
書き溜めたノートにはたくさんメモみたいな言葉が溢れていて、
全く整理されていない。
けども、どこから出たのかタイムカプセルという言葉を見つけました。
小学生の頃、私はタイムカプセルがとても好きでした。
自分の大人になった時のことを妄想するのがとても楽しくて、
よく絵を描いたりしていたのを覚えています。
なんとも恥ずかしい、まさに夢見る少女だったようです。
そして、大人になった自分へ今の自分の気持ちを伝えたくて伝えたくて、
お気に入りの箱に好きなものを詰め込んで、未来でも宝物にしたかったんです。
そいえばその箱は今でも使っているなーって、考えていたら出来上がりました。
いろんな人の未来に残したい大切なものを撮りたい、
その変換させる言葉が「タイムカプセル写真館」でした。
カッコ良い文章にしないととか、いい文章ですねって言われたいとか、
そうゆうのばかり考えてしまっていました。
素直に自分の言葉で書けば良かったのだなと。
毎度毎度、難しく考えすぎて反省の嵐。勉強になりました。
そんな撮影イベント、ご興味ある方は是非。
よろしくお願いします。
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