だしフォト

2017.10.30

すみだの人々⑴

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すっかり秋、と思っていたのは一瞬で最近はコート出そうかなとか思うほど寒くなってきました。寒がりの私はすでにこたつを投入しました。真冬はどうなるのでしょうか。

さて、例年では、この時期は過ごしやすいのもあり、週末はイベントがよく開催されています。
私が住んでる墨田区も先日「ものコト市」という手作り市が開催されました。
まだ墨田区にくる前、知り合いが出店してるということで遊び行ったのがきっかけで毎年行くようになりました。
今年から年に1度になってしまったのは少し寂しいです。
墨田に引っ越してからは3回目のものコト市でした。
そうもなると、まるで同窓会のように知り合いに会う会う会う。
少し歩けば声をかけられ、こちらも声をかける。
そんなことをしながら歩いて回っていたので全部一通り見るのにすごい時間がかかってしまいました。でも、なんとなくそれがとてもこの町らしいなぁと思いました。

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HIS-FACTRY    http://his-factory.com

ちょっと人が空いたタイミングで、本所吾妻橋に工房構えるHIS-FACTRYの中野さんのブースに挨拶に行ったのですが、少し話をしていたらあっという間にワークショップの席が満席になり、自分の分は後日に。

HPのギャラリーに「すみだの人々」というタイトルの作品があります。これは知り合いに紹介してもらって繋がった、墨田区のものづくりの人々を撮影した作品です。その中でたくさん回数を重ねて撮影させていただいたのが、中野さんです。
中野さんの革小物を作るワークショップに参加したのがきっかけとなりました。
すっかり中野さんの作る革製品に惚れ込み、自転車でよく見学に行ったりしました。

実は初めて墨田区で写真を展示したのは中野さんの二階にあるショールームでした。いつもの展示とは少し変わって「シャシンのテガミ」店というものでした。墨田区に移ってまだ2ヶ月しか経っていない頃、ここで何かつながりとかが増えたらいいということで呼んでくれました。テーマも何もなかったけども、夏の時期に写真付きのポストカードを見て誰かを思い、手紙を書いてみようかなって思えるような夏らしい写真をセレクトしたのを覚えています。あれから約2年半。
今日まで2回も写真展を墨田区で開催することができて、たくさんの人に「だしフォト」を知ってもらえるようになったかと思います。知らないところで、仲良くしてくれてる人たちが私のことを紹介してくれたりして、いろんな人と写真の仕事ができるようになりました。本当にありがたいことで、その優しさに何度も助けてもらってます。

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2年前に中野さんのところで作った文庫本カバーは手帳につけて毎日持ち歩いてます。経年変化を楽しみたくて。
今年もそろそろ手帳を準備する時期だという話が出て、本当に年末に近づいているんだと実感。
そういえば、撮影もせわしなくなってきました。

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今年もあと100日をないというのを知ったら、本当に駆け足に過ぎてる気がします。今年の目標を達成できているだろうか。おさらいして20代ラストを締めくくろう。

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