2019.10.29

変わらないこと

少し移動をして、鳥取へ朝から向かいました。

環境変えての仕事もいつの間にか数日経っていて、
初めて電車に乗っての移動。
鳥取にスタジオアシスタント時代の先輩が住んでいるので、10ヶ月ぶりに会いに行きました。

鳥取の隼(はやぶさ)駅まで一緒に行ってご飯を食べました。
会話のトーンは全然変わらない、けど先輩は立派な母親になっていました。
なかなか言うことを聞いてくれない息子君に奮闘している姿をみて、大変だと思うのは当然だけどもすごく、すごく人間らしさを感じました。
きっと本当辛い時もあるし、泣きたくなる時がある。でもそんな暇もなく子供を育てる。人間らしい、なんて失礼かもしれないけど、その姿に私は感動をしてしまったし、心配にもなりました。
なにもできやしないけど、なにか手伝えることがあるなら力になりたいと思いました。

19歳の時、初めて鳥取砂丘に行きました。
夜23時新宿発のムーンライトながらに乗り、豊橋まで。
朝そこから鈍行に乗り換え、鳥取まで。京都乗り換えが数分で朝8時でダッシュをした覚えがあります。
砂丘についたのは15時ぐらい。
カメラバックには35mmのフィルムカメラとゼンザブロニカ66。
ひたすらシャッターを切った。
とにかくはじめての光景に興奮をしすぎて、真夏にもかかわらず汗だくになりながら砂丘の向こうにある海を見にひたすら登った。

12年ぶりの砂丘も同じ夕方だった。

とにかく音が消えた印象がずっと残っていて
今回もあれ？音が消えないなーっておもっていたら
突然消えました。

興奮ってことはならなかったけども、
やはり一瞬目をつむり、なつかしく気持ちになりました。

きっとまた来るし、おそらく今より近い場所になると思う。

都会生まれ、都会育ちは今、都会を離れる計画をしています。