だしフォト

2021.02.27

いつでも行ける、と思っていた場所だった

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2月が明日で終わりです。28日目前になると、やっぱり短いと感じますね。

今日の写真は去年東京へ行った時に友人と会った時のもの。
溜めてたフィルムを次東京行くときに現像しようと思ったんですが、いつ行けるかわからないので郵送現像に出して戻ってきたネガの中にあった一枚。
3ヶ月ちょっと前の写真だけど、すごい遠い昔のように感じてしまう。
いつでも行ける、と思っていた場所だったのになかなか行けない所となってしまったら、もう2度と行けないんじゃないかとも思えてきました。

日付が入っていない最近の写真は、姉の夫から譲ってもらったコンタックスTvsというフィルムカメラで撮影しました。
フィルムは富士フィルムのX-TRA400の海外パッケージ版。日本パッケージはもう生産終了になってしまったので最近はこれを使ってます。

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フォーカスはオートですが一点だと思うのでそのミリ数に合わせての焦点距離で勝手に決めてくれるようです。
現像もネガなり指示でお願いしてるので、ナチュラルに写ってくれてます。

フィルムは撮影してから現像するまでに必ず時間が必要です。その時間の経過が自分の記憶を思い出させてどんな感情だったかとか、誰といたとか何をしていたかを探し始めます。そして今と隣合わせにすることで愛しさや深みを感じると思うんです。そこの時間差がデジタルとではちょっと違う
デジタルは撮影してから数秒で確認できる、けど写真の役割としてはフィルムと変わらないです。ただ、その隣合わせにする期間がもうすこし時間がかかる、ということだけ。自分のスマホのカメラロールを見て数年前や数ヶ月前の画像で同じように感じられます。少し感覚の違いなだけでどちらも役割は同じなんです。
そんなことを思いついたので、言語化しておきました。

今日も読んでいただいてありがとうございます。
フィルムを見てちょっと東京が恋しくなってしまいました。
またあした!

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