2021.05.18
カメラが壊れる前に梅雨を好きになろう
どうやら例年より早い梅雨入りしているところがあるようです。
今週は一気に水分が空気中に溢れたように少し息苦しさを感じた時もありました。
但馬地方は他県よりも雨が多い地域。弁当忘れても傘忘れるな、そんなことわざがあるぐらい突然くもゆきがあやしくなることはこの1年弱暮らしてみて実感しています。
雨は普段から、憂鬱だ、靴や服が濡れてしまうや、自転車乗れないなどちょっとイメージ悪いですよね。私も撮影する人なのでロケとかだと雨降らないで〜!と願ってしまうことあります。雨の日が続く梅雨の季節は嫌いな人も多いでしょう。
日本で生きていくなら梅雨は気候が大きく変わらないかぎり毎年やってきます。そのたびに落ち込むのも嫌がるのも、そう思うことさえ辛いなと感じるようになりました。
先日、いつも仲良くしてもらっているデザイナーの方に最近の写真について「美しい景色を素直に美しいものと捉えて写しているようにみえる」と言ってもらいました。今まで生きたことのない地域の景色に圧倒され、日々自然の美しさがめずらしく感じたのかもしれません。
でも、美しいと思う気持ちは本当です。そして、好きにもなりました。
雨は多いですが、但馬で降る雨は表情が豊だと感じてから、人の気持ちのようで愛らしいなと思いました。私はまだ雨が多い地域だから撮れる美しさを見つけられていません。今年の梅雨はその愛らしい雨をたくさん撮影して、梅雨を好きになろうと思います。
カメラが濡れるのが嫌なのもあって、雨の日はあまりカバンから出さないでいますが、壊れないぐらいほどほどに。
今日も読んでいただきありがとうございました。
季節の仕込み仕事 ≫