だしフォト

2021.07.05

撮影は最後に

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友人の彫刻家、美藤君を撮影させてもらいました。
二拠点生活をスタートして、但馬で但馬の仕事を受けたのは初めてかもしれません。
以前のしごとの記事でも取材をさせてもらったり、プライベートでも夫婦共にお世話になっている中、今回プロフィールに使う写真を撮ってほしいと声をかけてくれました。
人を撮る時緊張します。フォトグラファーとして致命的ですが、人を撮るのは好きなんです。でも緊張する。そしてそれがきっと写る人にも伝わってしまうので、だいたい少し雑談してから撮影をするようにしています。
とりあえずお茶でも飲みますか、みたいに。

インタビュー撮影の時、ポートレイトは前に撮るか後に撮るかとよく聞かれて、最初はどちらでも〜と答えていた結果、撮影時間が短くなっても後に撮影した方が表情もやわらかくなるだけではなく、私自身がリラックスをしていたことに気がついた時から、自由に使えるなら先に少し話をしてからにしてもらってます。次の撮影があるから片付けとかをものすごいスピードでやらないといけない現場でも、どんな時もできるなら最後にしてもらってました。

この日は夫もディレクション(?)で来てくれたので3人で話してたらいつの間にか1時間ぐらい経ってしまって、さすがに撮るかと思いゆるゆるはじまりました。午前中はキラキラした光だったのに、午後は但馬らしく天気が荒れたので天気も味方になってくれたようです。

こんなにフォトグラファーが世の中にいるなか、自分の写真を選んでくれてとても光栄でした。
生まれ育ってもいないし、東京でもない、まだ何も知らない土地で少しずつ自分の写真を知ってくれて声をかけてくれる人に出会い、つくづく生かされていると思うし、でもそれでいいとも思ってます。

今日も読んでいただきありがとうございました。

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