2022.03.18
第16回 どんな夜でも、変わらず朝はくる
16日の夜、もう寝ようと思って電気を消して目をつぶった数秒後、スマホの防災速報が鳴りました。東京にも神奈川にも家族と大事な友人たちがいるから、今自分が居なくても設定はそのままにしています。
鳴る設定は震度3以上。体感として3以上が結構揺れて怖かったので、常にそれを基準にしていたら、3回か4回鳴り響き緊張が走りました。
震源地は福島。あれから11年が経ったばかり。
長く東京に暮らしていたこともあり、夜に地震があるとまたいつ揺れがくるかわからないので、いつもそのまま少し起きて様子を見ていた習慣があって、数百キロ先の揺れなのに、少し眠れずにいました。
本当にいつ何がおきるかわからない。だけどそれにいつも怯えていることはできない。きっと日本どこに行っても地震は避けられない災害のひとつ。自然の力には勝てないと、改めて感じた夜でした。
どんな夜でも変わらず朝は来る。
植物は何があっても成長し枯れて種を落とし、また次の芽を出す。
時間は全ての生命に平等にある、大事に使おうと思いました。