だしフォト

2022.04.15

第18回 お酒とのつきあいかた

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こう4月になると何かが始まったり終わったりと節目の季節なので、自分の過去を掘り返しがちです。結構やるんですけどね。
今日はちょっとお酒の話。

このブログを読んでいる人がどんな方がいるかわかりませんが、今のフォトグラファーとしてフリーになる前、いわゆる修行時代と呼ぶ仕事として私は「スタジオスタッフ」というアシスタント業の会社で働いていました。
そこは雑誌の撮影でよく使われる写真スタジオで、受付からスタジオ内での撮影アシスタントはもちろん、スタジオを利用する方々のアシスタントをするの仕事でした。
なんでそんな話をするかっていうと、10年前の4月は、ちょうどスタジオアシスタントを卒業する!予定だったのが、まさかの延長となり、スタッフの中では一番の年長者でトップになる初日から遅刻した原因が、前日の夜に酒を飲みすぎたからです。
正直、なんでだったかは覚えていません。でもたぶんお酒です。
とにかく、まぁ毎日飲んでいたのでそれがきっと理由だとなんとなく想像しました。

お酒でたくさんやらかしましたが、それがなんだか過去の栄光のようで、またそのやらかしを武勇伝のように酒の席で話す、その繰り返し。
先輩や上司との飲み会は、飲めない人は連れて行かない割合が多かったです。お酒飲めないと仕事くれない、つまらないやつだから写真もつまらん、そんな風に思われたくないと勝手に思い込んで飲み続けていたような気がします。
そもそも精神安定剤の一つになっていたようで、呪いのようでした。
最近までお酒が少なくなった=弱くなったな〜というのが、体力落ちたな〜というように感じて嫌だったんですが、なんかもやもやしてきたんです。

前々から夜に飲んで勝手にひとりで落ち込むことがよくあって、つい最近も同じことあった時、この不安定さやばくないか?と落ち込む自分の隣から見ている自分がいるように思いました。
大体お酒が理由で色々とやらかしているわけで、夫からも控える方がいいんじゃないかと前々から言われてました。でも禁酒って結構つらい。
お酒自体の味は好きなので、飲めないというのはさすがに続かないような気がして。
そんな時、Voicyで減酒をする話を聞いて、それならできるんじゃないかと思いこの4月から少しずつやってみようと決意しました。

この歳になると進級や入社とか節目が少なくなるので、自分で設定しないとだらだらしてしまいます。フリーランスは余計に。
ということで、仕事のことではいろいろ頑張りますが、個人的には少しずつ減酒に挑戦してみようと思います。
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美味しく食べれるようにお酒はほどほどに。

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