2017.10.24
純粋に、追求して撮り続けたい
10/21に青山に新しくメデルさんのお店が一つオープンしました。mederu aoyama
あいにくの天気で、しかも撮影終わってから向かったためどっぷり夜になってしまいました。今まで浅草しか知らないので、どんなお店になっているかとても楽しみで、ワクワクしながら向かいました。
到着して思ったのは夜の光でよかった。
もちろん昼間もきっと光が入って良いのだろうと思いましたが、想像していたことはこのイメージでした。入り口のドアのガラスから見える店内の暖かい光をみて、あ、メデルさんだって思いました。
いつもスタッフの方と会う場所が違うから少し違和感を感じましたが、すぐに慣れました。少し違う部分もありますが、根本は変わらず幅を広げた新しいメデルさんでした。
オープニングとして写真展を開催されていて、モノクロで統一されたジュエリーは、メデルさんらしい捉え方で撮影されていました。きっと自分にこの視点はないだろうなーと。もっといろんなことをディスカッションしたいと思いました。そしてやっぱり写真は見せて評価されてじゃないと成長しないな、と。またたくさん教えてもらいました。
写真がフィルムからデジタルになり、写真技師と呼ばれていた時代からもっと身近になり、生活の中に写真というものがいつでも誰でも撮影できるという時代になった今。この時代における写真というものは、人にとってどんなものになるんでしょうか。考え方は人それぞれではありますが、昔からある写真の存在意義を失わず今の時代に親しまれるような瞬間を残したいと思うばかりです。mederuさんは意図的に進めている訳ではなく、純粋にこの写真を撮影しています。それは本当にプロだからとかそうゆうの無しにして、私は純粋に追求するものを撮り続けたいと思わされました。
そして、プロでなくても実現可能な時代だからこそ、自分たちフォトグラファーがどうあるべきなのかとも考えさせられました。こんなこと書くと、ご本人たちは恐縮するかもしれませんね。すみません。
でも、そんな経歴とか立場とか関係なく、いいものは良いと思いたい。
そうゆう判断基準の幅を広げることは、世界を広げる意味でも良いと思う。
