2019.10.01
決定的瞬間のようで、じっくりと時を待っているように映る
先日濱田英明さんの写真展「Distant Drums」へ行ってきました。
初めて濱田さんを知ったのはインスタグラム。
友人のフォローから見つけて。
その後に母校の専門学校で特別講義があり、その時に初めてご本人にお会いしました。その時の講義は学生よりも真剣に話を聞いていた自信があります(笑)
濱田さんの東京で3週間にわたる写真展。
行けて、本当によかった。
写真集はTABFで購入してすでに見ていたんですが、
本の形で見るのと、展示で見るのでは全然見え方が違う。
1階から3階までの空間づくりから、見る人がどう視線を配るかまで、最後の最後まで想像してつくられたように感じました。
3階フロアの飛行機から撮影された写真たちは写真集にはなかったので、足を運んだ人しか見れない空間と写真でした。
2階の濱田さんの仕事で撮影した本がゆっくり読める空間にあった飛行機からの写真が一番心に残っています。
それがなぜ残ったのか、思い出しながら考える日を過ごしてます。
決定的瞬間のようで、じっくりと時を待っているように映る濱田さんの写真。
アウトプットまで考えて表現しているところなど、言い出したらキリがないほどたくさんの要素で勉強になりました。
はるか彼方まで鳴り響く写真たちの行方まで想像した写真展でした。
蔦屋書店などでも取り扱いがスタートしたそうです。
ご興味ある方はぜひ。