2022.01.22
第6回 友人の新たな挑戦
実家で暮らしていたころ、どこかのメーカーのチョコチップスティックパンがお気に入りでよく朝ご飯として食べていました。
調理器具をなにも使わなくてもすぐに食べれるから寝坊助な自分にとってはぴったりでした。イスに座って寝ながら食べていたこともあったようです。(今だに両親はそのエピソードで大笑いします)
朝の光の具合がどうやら私は好きなようで、それを求めるうちにモーニング好きになりました。そして、今回「出張 はりや」が朝も作るってゆうから、最終日に滑り込みをしてきたわけです。
私が墨田に引っ越してきた2015年。転入届を提出し、新しい町で暮らすワクワクを伝えたくて唯一知っていた革小物を作る工房のオーナーに会いに行くと、二階に食堂がオープンしたとのことで一緒にランチをしにお店へ。
その店主の朝ごはんを7年後に愛知の阿久比町で食べるなんて、とてもじゃないが考えられなかった。
二階の食堂でもよく見る丸パン。作ってもってきたのかと思いきや、この現場で焼いたそう。パンは環境に左右されやすいと聞いたことあるけど、かわらずおいしかったです。
墨田区で生まれ育った彼女は、出張というもの自体ほとんどなかったんじゃないかなと思うのです。だって、大都会となった東京で飲食店を経営していて、どちらかといえば、東京のイベントに地方の人たちが出店しに行く方がきっと多い。いつも迎え入れる側だったんじゃないかと。
今回は来る人もはりやを知るひとは少なく、食材も場所も全然ちがう環境で料理をふるまうことは彼女の新しい挑戦だったと行く前から思っていました。
しかし、緊張している様子は全くなくて、むしろ前から知ってたの?というぐらい、スタッフの人たちと仲良くなっているのを見て、さすがだな〜と感じました。その姿はかっこよかったです。
(あとから聞いたら緊張していたようです笑)
予定していたメニューが終わってしまったけど、急遽ある食材でアレンジしたおにぎりプレート。この地域で作られる味噌をふんだん使っていました。
また東京でもそれ以外でも会いましょう。
お疲れさまでした。